24年のWEC第2戦 イモラが耐久レースの魅力が詰まってて最高だった

WEC

人生に24時間のエンタメ(カーレース)を♪

なんていうと、そんなに長い時間誰も見たくねぇよ。という声が聞こえてきそうですね。

安心してください!超ショートな6時間レースも有りますから!

いや…6時間も長すぎるわ…と思うかもしれませんが、ハマるとあっという間の時間に感じるんです。24年のWEC(世界耐久選手権)第2戦がまさにそう感じる魅力が詰まった試合でした。

かなり興奮した試合だったので、6時間もダラダラ走ってるだけだろ?と思う方にWECはヤバいんだという事をプレゼンしていきたいと思います。

じわじわと進んだ序盤

第2戦のイモラではハイパーカーと呼ばれる、一からレースの為に作ったプロトタイプで筋骨隆々なかっちょイイ車が19台、GT3と呼ばれる市販車の面影がちょろっと残ってる車が18台が走ります。

ハイパーカーとGT3車両では速さが違う(ハイパーカーが速い)ので、ハイパーカーはGT3車両を追い越しながらハイパーカー同士の抜きあいを、GT3車両はハイパーカーに追い越されるのを見越しながらの争いを繰り広げます。

WEC(世界耐久選手権)にはハイパーカーにトヨタが2台、GT3にもレクサスとして2台走らせているので、ピュアジャパニーズのでがらしさんはトヨタ勢を応援すべく観戦しました。

予選の順位がスタート順となり、予選はフェラーリ勢が強く、トヨタはフェラーリ、ポルシェに続く7位スタートが最高位。

どうなんだろうな~、レース本番ではどこまで戦えるんだろうな~?と思いつつ、スタートが切られる。

スタート直後はまさにお団子状態の混雑っぷりで、後ろの方で車が当たってます!

最高です!

スピン・衝突はレースがかき乱されて大きな見どころとなるんですよ!

まぁ、特に序盤の事故はドライバーがかわいそうな気持ちになってるだろなーと思うので、少しレースが進んでからがよりワクワクしますけどね♪

そんな中トヨタの1台がポルシェを1台抜き、順位をジャンプアップ。

とはいえ、レース開始から2~3時間ほどはフェラーリ勢とポルシェ勢とトヨタ勢、その中にBMW勢も割り込んでのトップ争いで進んでいきましたが、フェラーリ強し…。

予選と本戦を合わせて使えるタイヤ本数が決まっているので、タイヤのマネジメントもしつつ、たまに発生する事故のタイミングで低速走行を強いられる。

そのタイミングなどを利用して給油などの為にピットストップするタイミングが各陣営ともにズレていくので、ピットストップごとにトップが入れ替わる展開に。

こういった戦略がね、今回とても大きな差となってトヨタの勝利につながったんですよ♪

もう言っちゃうね、トヨタはこのレースで優勝したの♪それもかなりシビれる展開で。

序盤はそんなこんなでフェラーリがちょっと早いね~(3時間走って数秒程度)という感じで進んでいく。

雨で大きく乱れたね

来たね!

耐久レース名物、雨!!

短いレースでも6時間、長いレースだと24時間ぶっ通しで走ってるとね、結構来るのよ、雨。

レースも残り2時間ちょっとって所からかな?コースの半分くらいに雨が降ってきて、半分ドライな路面・半分ウエットな路面になってきたの。

レースタイヤって、基本ツルッツルでね、ぬれた路面なんてタイヤが排水できずにスケートリンク状態。

そんな状態だからスピンする車が出てきて、事故車両の処理にレースが低速でコントロールされる状態に。

雨用のタイヤを履くの?普通のレース用タイヤ(ツルツル)を履くの?濡れてる路面は雨用が良いけど、雨用を濡れてない路面で履くとすぐタイヤがダメになっちゃう…。

そんな状況なので、ココでトヨタ勢とフェラーリ勢、ポルシェ勢などの動きに大きな変化が!!

フェラーリは今後すぐ雨はやみ、路面コンディションは良くなるだろうという判断から?(と思ってる)通常のタイヤで、それ以外の車は雨用タイヤを選択。

トヨタがいち早く雨用タイヤを履くために一目散にピットストップ。このあたりから他のメーカーより数分ピットストップが早めに。 タイヤの事しか書いてないけど、この裏ではホントに多くの車両が雨のせいでスピンしたりコースアウトしたりと超ヤバイ!

安定したレース展開だと、今後の給油タイミングなどから「あ~この車が有利に進めそうだな~」みたいなことも見えてくるんだけど、雨のせいでどの車が事故に遭うかもわからないし、タイヤの選択の差でどの車が有利に働くかもわからない。

さらにはトヨタが結構微妙なタイミングで給油した事もあり、残りの給油回数があと1回で良いのか?2回いるのか?も各社分かれそうで、最終チェッカーフラッグ(レース終了の合図)を受けるまで、だれが優勝するか全く見えなくなったの!

雨が降る前に、3時間走ってもトップ争いは数秒の差しかないと書いたとおり、WECは長いレースのすべての時間をガチンコの全力投球勝負をしていて、6時間の優勝争いがわずか1回の些細なミスで決まるレベルの高密度な内容で、そんな中でイレギュラーな雨という存在。

雨が降って残り2時間を切った時点では、早々に雨用タイヤに変えたトヨタがラップタイムをあげて、逆に通常のタイヤを選択したフェラーリはラップタイムを落とす展開になり、いったんはトヨタ有利に。

フェラーリはピットストップ回数を減らしたいという思惑も有ったんだろうね、ほかの車両より何週か遅れてピットストップし、雨用タイヤに履き替えて勝負が出来るラップタイムに戻る。

手に汗握る燃料残量

雨の後からトヨタの1位が続く。

そしてラスト1時間(正確にはレース残り時間1時間1分くらい)。トヨタの最後のピットストップ。この時点で雨はほぼやみ、雨用タイヤから普通のツルツルタイヤに。

コレが大きな運命の分かれ道になったの。

トヨタ勢は雨用タイヤの交換の為に少しほかの車たちよりは止めにピットストップしていたから、この時も他の車両より早めにピットストップ。

1時間をアクセル全開で走らせると、残り1~2週くらい?で燃料切れになる様な、すっごくすっごくきわどいタイミングでの給油。

他の車は残り50分台に入ってからの給油なので、アクセル全開でトヨタを追う!!燃料に余裕あるからね。

対してツルツルタイヤのトヨタはチョット滑って苦しそう!

燃料も余裕が有るし、ガンガン押せ押せムードのトヨタ以外!給油のずれで一時フェラーリがトップになるなど有ったけど、トヨタとポルシェが最後の給油が終了したタイミングでは1位トヨタ、2位ポルシェ(20秒差)。

他の各車両も、最後のピットストップのタイミングでツルツルタイヤになったから、タイヤの性能差の勝負はこの時点で解消。

トヨタはレース残り1時間の給油を最後とする為に、ガレージのクルーたちは燃費を計算してドライバー(小林可夢偉氏)に燃費走行を指示している。

そのせいも有り、じわじわポルシェが追い付いてくる!!

ヤバイ!残り30分であっという間に6秒差!

でもここでトヨタガレージのクルーから、「燃料マネジメントは完了した!」という心強いお声が!!

燃料を使いすぎる事は出来ないけど抜かれないようにうまく立ち回るトヨタ。

「トヨタは燃料持たねぇって!ピットに入るんだろ?はいれよ!?なんで入らねぇんだよ!!?」というポルシェ勢・フェラーリ勢・BMW勢の感情が見え隠れしそうなくらいの手に汗握る戦い!

ラスト10分になると1位トヨタと2位ポルシェの差は1秒を切っている!もしも燃費計算に誤りが有って給油が必要なら、一気に表彰台圏外となるトヨタ。対して追いかけるポルシェはレース中盤の行動でペナルティが出て、レースタイムから5秒の加算が決定。トヨタを抜いて5秒差をつけるか、トヨタが給油しないと負ける展開!

なんだこれ!6時間走って、優勝争いがラスト1週まで見えない!

ホントに燃料持つのか?トヨタ!

持つのか!?

持ったーーーー!!

トヨタおめでとーー---!!!

マジでめっちゃおもろかったです。

とはいえ、多くはヨーロッパ圏での実施となるWEC。ライブで見ると月曜の仕事になりません。
なので、私はJsportsのライブ配信で見れるところまで、後は後日に録画配信で見ています。

でも、WECの大一番、6月に開催されるル・マン24時間レースは睡眠中以外は全部ライブで見るけどね!

24時間レース最後はレース結果が見えている場合は、陣営ごとに隊列を組んでゴールもするけど、24時間走ってもコンマ秒以下の争いの時も有るので、その時は24時間フルのガチンコ勝負が見れるので、めちゃくちゃ面白いですよ。

耐久レースは限界で走らせるレースカーがその時間耐えられるか?耐えられない車両は故障するし、単独事故や貰い事故、天候の変化、夜間走行に戦略の読み間違いなどで多くの見所が有るレースです。

24年の第2戦、イモラはホントにこの要素がギュッと詰まった、最高の試合だった♪(夜間走行は24時間レースだけだけど)

GT3車両はあまりに本文が長くなる為触れていませんが、こっちはこっちでBMW同士のトップ争いがずっと続いていて、とてもアツかった!こっちも優勝おめでとう!私の推しは昔からコルベットなんだけどね。カッコいいから♪

でも今年はレクサスが走ってるからそれも応援しているよ。

それではまた!

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